ヘアスタイルは、トータルファッションの一部です。お客の要望を満たし、個性豊かなヘアスタイルを作り上げ、容姿を美しくするため、ヘアカットやパーマ、ウェーブ、結髪などをするのが、美容師です。

　美容師は、多くの場合、ヘアサロンで働いています。仕事は分業で、チームワークが求められます。

　美容師は、まず、お客が来店したら、お客の要望を聞き出すため、カウンセリングをします。お客の好みを聞き、髪の性質に合わせ、アドバイスを与えながら、ヘアスタイルを決めます。

　次に、さりげない会話でコミュニケーションを深め、お客が求めているヘアスタイルのイメージに、ヘアカットします。デザインに応じて、はさみを使うシザースカットや剃刀を使うレザーカットをします。また、お客の要望で、電気や薬品で髪に毛を細かく縮らせたり、波打たせたりするパーマや髪の毛を染めるヘアカラリング、髪の毛を波打たせるウェーブ、髪をむすんで整える結髪、化粧、マニュキュア、メイクアップなどもします。

　そして、洗髪剤で髪を洗うシャンプーをします。シャンプー作業は、新人の美容師が担当する基礎的な作業です。こうした経験を積み、パーマネント、ヘアカラリング、ヘアカットなどを担当します。

　最後に、ブローをして髪型を整えて、お客の求めているヘアスタイルに仕上げます。