保護者に代わって、子ども１人ひとりが自立して基本的な生活習慣を身につけて、育つように手助けをするのが、保育士です。保育士は、保育所をはじめ、児童館、乳児院、養護施設などで働いています。

　保育所の保育士は、保護者が子どもを保育所まで見送りに来ると、保護者との会話を通じて、子ども１人ひとりの健康状態を確認します。

　保育は、子ども１人ひとりの発達段階に応じて行います。ごっこ遊び、音楽、工作などを通して、楽しみながら基本的な生活習慣などを身につけさせます。

　昼食の時間には、食事のしつけを教えるとともに、偏食の子どもには、最後まで食べるように導きます。

　保育所では、お昼寝の時間を利用して、保育日誌や保護者に渡すノートを記録したり、今後の保育内容や問題点などを検討します。また、子どもにさまざまな体験をさせる行事も行います。

　保護者が子どもを迎えに来ると、子どものその日の様子を伝え、保護者とのコミュニケーションを充分図ります。

　勤務時間は、保育時間に合わせて変わります。