色や形、構図などを効果的に用いた視覚的表現で、独自のデザインやイメージを創りだすのが、グラフィックデザイナーです。グラフィックデザイナーは、依頼主の伝えたい情報やメッセージを広告にする際に、ビジュアル側の責任者として、コピーライターやカメラマン、イラストレーターなどと共同して仕事を進めます。
グラフィックデザイナーは、まず、依頼主から制作の依頼を受けます。依頼主やコピーライターと打合せをして、どんな表現が依頼主の要望にふさわしいかを検討し、それに必要なスタッフの手配などをします。
制作段階においては、ラフスケッチやレイアウト、色彩の決定や印刷のスケジュール組みなど、広範囲に及びます。
写真撮影がある場合には、撮影に立会い、カメラマンやスタイリストに自分のイメージどおりに仕上がるよう、細かな指示を与えていきます。
また、必要なイラストやコンピューターグラフィックスなどを専門家であるイラストレーターやCG(コンピュータグラフィック)デザイナーなどに発注することもあります。
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