履歴書を書く前に相手のニーズを把握する

採用されるには、面接、その前に履歴書の書類選考の突破が必要となります。

書類選考を突破にもっとも重要な要素は「企業の要望・希望を理解」し、「その要望・希望に応える人材であることが履歴書に表現できているか」ということになります。

応募を検討している企業は、どのような人を採用したいと考えているのでしょうか。

その点を理解し、自分はその人材像にマッチしているかどうかが判断できないと、企業にとって的外れな履歴書に見えてしまいます。

ある側面から見ると、あなたの経験や実績はすばらしく見えても、ある側面から見ると「どう会社に役立つのかわからない」場合があるのです。

たとえば、物怖じしない一匹狼的な営業マンを欲しいという企業に対して「チームワークを重視した実績」を示してはミスマッチになってしまうのです。

求人広告を読んだ上で下記を試してください。

1. 応募検討企業の目線で「どんな要素を持った人を欲しているか」を箇条書きにする
2. 自分はその要素を満たしているか、過去の経験を振り返り、具体例を出す

さらに付け加えときたいこと

その会社で働くことで自身が幸せになれる

企業としては、「貢献してくれればそれでいい」とは考えていません。

従業員・スタッフの方々に対してもハッピーになってもらいたいと考えています。

そのために「仕事ががんばれる環境」を準備している企業がたくさんあります。

あなたは応募先企業で働くことで何が実現でき、どんな幸せを得られるかを記述すると、相手にとっても会いたくてわくわくするでしょう。

※履歴書の最初ではなく、最後に書いてください。「自分のことばかり考えている」という印象を与えかねません。

以上を参考にし、応募先企業にとって「企業もあなた自身も幸せになれる」と感じることができる履歴書を作成いただけたらと思います。